トマトの脇芽の取り方|基本のわき芽かきと「一葉残し」のやり方・時期
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トマトを育てていると、次々に出てくる「脇芽(わきめ)」。
「全部取るのが正解」と思っていませんか?
じつはわたしは、自然農に出会ってから
「一葉残し(いちようのこし)」
というやり方を知って、脇芽を全部は取らないようになりました。
この記事では、
基本の脇芽の取り方(わき芽かき)と時期、そして自然菜園の「一葉残し」のやり方を、
わたし(すら)の畑での実践もまじえてまとめます。
トマトの脇芽とは?なぜ取るのが基本なのか
脇芽とは、葉のつけ根(主枝と葉の間)から出てくる新しい芽のこと。
放っておくとどんどん枝分かれして、株が茂りすぎてしまいます。
枝が増えすぎると、栄養が分散して実つきが悪くなったり、風通しが悪くなって病気が出やすくなったりします。
だから一般的には、主枝を中心に伸ばすために脇芽を取り除く「わき芽かき」をするのが基本とされています。
基本の脇芽の取り方(わき芽かき)のやり方と時期
やり方はシンプルです。
脇芽が小さいうち(5〜10cmくらい)に、つけ根から手でポキッと折り取ります。
タイミングは、晴れた日の午前中がおすすめ。
切り口が早く乾いて、病気が入りにくくなります。
ハサミを使い回すと株から株へ病気を広げてしまうことがあるので、基本は手で、使うなら清潔なものを。
脇芽は生育期間中こまめにチェックして、大きくなりすぎる前に取るのがコツ。伸びすぎてから太い脇芽を取ると、その分だけ株を傷めてしまいます。
慣行栽培では、主枝を1本だけ伸ばす「1本仕立て」で、脇芽は基本ぜんぶ取るのが一般的なやり方です。
「一葉残し」とは?全部取らない自然菜園のやり方

一葉残しは、脇芽をつけ根で全部取ってしまわず、葉を1枚だけ残して先を摘む方法です。
自然菜園を提唱する竹内孝功さんが紹介している手法として知られています。
狙いは、残した1枚の葉に光合成をさせて株の力を保つこと。
根張りが良くなるとされ、さらに夏の強い日ざしから実を守る「日よけ」の役割も果たしてくれます。
「全部取る」と「一葉残し」は、どちらが正解というより畑の考え方の違いです。
株をすっきり整理して管理しやすくしたいなら全部取る、葉の力を活かしたいなら一葉残し、というイメージです。
すらの畑での一葉残しの記録
わたしが一葉残しを始めたのは、自然農に出会ってから。
それまではふつうに、脇芽を全部欠いていました。
最初に試したのはミニトマトです。

やってみて感じたのは、根張りが良くなるということ(らしい、というのが正直なところですがw)。
そして夏の暑さや強い日ざしから実を守るのに、残した葉がちゃんと一役買ってくれているということでした。
難しいのは、取り逃して脇芽が大きく伸びてしまったとき。
「どこまで折ろう…」と毎回ちょっと迷います。
基本は手で折る、そして全部取ってしまわないように意識する。
これがわたしのやり方です。
この一葉残しの実際の様子は、アメブロ(すら菜記)にも書いています。
取った脇芽は挿し芽で増やせる
折り取った脇芽は、じつは捨てずに苗として増やせます。
少し大きく育ってしまった脇芽を土や水に挿しておくと根が出て、新しい株になります。
トマトは生命力が強いので、家庭菜園でも成功しやすい方法です。
ただし植えるのが遅くなるぶん、収穫の時期も後ろにずれる点だけ覚えておくと安心です。
まとめ|自分の畑に合うやり方を選ぼう
脇芽を全部取るのも、一葉残しにするのも、どちらも間違いではありません。
管理しやすさを優先するなら全部取る、葉の力で根や実を守りたいなら一葉残し。気になったら、まずは1株だけ試してみるのがおすすめです。自分の畑に合うやり方が、きっと見つかります。

