もち菜記
おいしいものと菜園好きのブログ
庭のミニ菜園

カナヘビといっしょ

※爬虫類の画像があります。苦手な方はご注意ください。

我が家ではカナヘビを飼っています。

きっかけは次女が下校時につかまえて帰ってきたことw

このカナヘビの存在は、のちのち、私が自然農を取り入れる一つの理由となりました。

カナヘビのえさ

カナヘビとは、トカゲの一種で日本国内でひろーく分布している生き物です。

カナヘビのえさは虫。そして基本は生餌。

コオロギ、クモ、バッタ、イモムシ、アブラムシなどなど。

畑には必ず、どれかはいます。

という訳で、私の畑作業はカナヘビの食料確保も含まれていますw

市販の固形フードや虫の缶詰などもありますが、

私の虫の集合体への抵抗感とともに、

せっかく畑があるのだからという理由で狩りをしています。

そんな訳で、カナヘビのエサ場としても、虫と共生する畑を目指しています。

益虫との共生

畑には野菜に何かしら悪さをする害虫と、

害虫をエサとするような益虫が存在しています。

害虫を排除するため、農薬に頼るという方法もありますが、

それでは良い虫や良い菌も排除してしまうし、

効果にも限界があり、さらに残留も気になります。

自然農ではもちろん農薬は使いません。

忌避効果のあるコンパニオンプランツの組み合わせを利用したり、

害虫を食べてくれる虫たちも住みやすい環境を整えてあげることで

害虫対策をします。

益虫が住める場所――それが自然農で行われる草マルチ。

畝の上に草マルチがあることで、野菜のすぐそばで、益虫たちもひそむことができるんです。

実際に、草マルチのない畝の上ではほとんど見かけないカナヘビが

我が家の畑の畝の上では、疾走する姿を頻繫に見かけることができます。

赤ちゃんカナヘビがミニトマトのすぐ下でかくれんぼしてました。
カナヘビとの遭遇は畑での楽しみ&癒しの時間(^^♪

もうすぐ冬眠の時期なので、そろそろ来春までさよならとなりますが、

わたしにとっては畑でのカナヘビたちは大切な相棒です。

ただ、自宅の庭の方はまだカナヘビの到来はかなっていないので、

イモムシなど見つけた時には、採取して、

飼っているカナヘビ君にプレゼントしています。

共存共栄

自宅の庭では、春先は虫の被害を自力でなんとかしていましたが、

カエルが住み着いてくれた以降、

被害はだいぶ減りました。

これが益虫の益虫たる所以だな!と一人で納得w

いつか庭の畑の仲間にカナヘビが加わってくれる状態にするのが一つの目標ですw

野菜作りに適した虫のバランスの取れた状態になるのは、

一朝一夕でできるものではないけど、

そうなっていく過程も楽しみながら

野菜作りにいそしみたいです。